ベトジェットが日本への直行便新航路を発表

ベトナムの民間航空会社ベトジェットエアが、ホーチミン・ダナンと東京をつなぐ2つの直行便を就航します。

ベトジェットは、ベトナム南部の大都市ホーチミンと東京間の、毎日の往復定期便を7月12日から開始します。こちらのフライトは片道6時間です。
ダナン-東京間のフライトは10月26日から就航し、フライト時間は約7時間です。

グエン・スアン・フック首相が、大阪で先日土曜日に開催されたG20サミット参加のための日本訪問中、東京で月曜日に行われた就航セレモニーに出席されました。

ベトジェットは近年日本への定期直行便を、ホーチミン-大阪間、ハノイ-大阪間、ハノイ-東京間の3便運行しております。
業界関係者によると、国内の航空市場は飽和の兆しを見せている一方で、海外の観光客が急増しているため、ベトナムの航空会社は近年、新たな国際線の運航を開始しています。

ビザ免除、免税プロモーション、古い町並みの残る観光地のおかげで、日本は近年ベトナム人旅行客の数を増やしております。昨年は、前年比36.7%増加の34,000人のベトナム人が日本を訪れました。

日本のベトナム人居住者は2018年の330,835人から26.1%上がり、その数外国人居住者全体の8%に上るとジャパンタイムズが報告しています。
この成長により、日本にいるベトナム人の数はフィリピン人を越し、中国人や韓国人に次ぐ第3位となったそうです。
ベトナムにある日系企業の成長が高まったことで、高い賃金を得るため、若いベトナム人の間では日本での勉強や技術研修プログラムが人気を集めていると、同紙は述べています。

日本はベトナム観光産業にとって、中国、韓国に続く3番目に大きい市場です。昨年は前年比3.6%増加の820,000人の日本人がベトナムを訪れました。
マスターカードによると、ベトナムはミャンマーに続きアジア太平洋地域で2番目に成長が著しいアウトバウンドマーケットであり、2016年から2021年の間、年間9.5%の成長が予想されています。

2021年には750万人のベトナム人旅行客が外国へ旅行するとマスターカードは予測しています。

国際航空運送協会(IATA)によると、ベトナムの航空産業はアジア太平洋地域で3番目に速いペースで成長しています。昨年は、2017年に比べ14.4%増加の1250万人の乗客を迎えたと、ベトナム統計局は報告しました。

出典:VnExpress